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私の言葉を遮り、女共の後ろで燐が言う。 「り…ん。」 「俺がこいつと一緒に来てるのがイヤならさ。こいつに言うんじゃなくてさ、俺に言えよ。」 燐は、イヤなコトがあると絶対睨みをきかす。 燐の、睨みは怖い。 「ごめんなさい!!!」 女共は、トイレに逃げて行った。 この教室に、女の子1人になってしまった。 「大丈夫…か?」 「えっ。あっうん。ってか、怒鳴ってやろうって決めたのにー!!何で、言っちゃうのよー!」 「だってお前が…。」 「え…?」 「何でもねーよ////」 ねえ、燐…。 何で、あの時最後まで言ってくれなかったの? 私ずっとずっと待ってたんだよ? 「ねえー!燐なによー!」 「うるせーなっ!何もないってw」 あなたの笑顔をずっと見たかった。 私の隣で…。 Next→ _
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