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燐side―. 「別に私は構わないけど。次のターゲット私になるだけだからさ。」 2月14日から8ヶ月。 ずっと渚と口を聞いていない。 あの日から、俺はずっとミミと登下校している。 「悪い。」 「あ!全然悪いって思っていない言い方!はあ。」 ミミに迷惑をかけさせているのは分かっている。 でも、渚とは気まずいから…。 「ねえ、仲直りしないの?」 「分かんね。」 「はあ。あのね仲直りするきっかけが無かったらさ、自分で作れば良ーじゃん。」 「きっかけ……。」 「そう。なんか、大切な日にプレゼントあげるとか。」 大切な日…。 そういえば、10月24日は渚の誕生日だ。 「24日、なぎの誕生日…。」 「よし!じゃあ買いに行こ!一緒に選んであげる!」 「ありがとう。」 俺はミミにお礼を言った。 渚side―. 3年のクラス替え。 _
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