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「お!いいじゃんそれ!私、知ってるお店あるからそこにしよう!!」 俺はミミの後ろを歩きながら、渚の笑顔を思い出していた。 渚side―. 16時20分…。 16時30分になったら迎えに行くと言われ私は暇を持て余していた。 「ねえ。渚?」 母に呼ばれ母の所へ行く。 「ん?」 「燐と喧嘩した?」 やっぱり母は気付いていた。 「……うん。」 「沙紀がね、燐の元気が無いし、渚が起こしに来ないって。すごく、渚の事心配してたよー?」 「…うん。」 「まあ。早いうちに仲直りしなね。」 「はい。」 「お誕生日おめでとう。」 母は二つのリングをくれた。 「え…?」 「片方は燐の。仲直りのきっかけ(笑)」 「ありがとう。」 母の愛がとても嬉しかった。 「じゃあ、出かけてきます!」 「いってらっしゃーい!」 _
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