゚*。06。*゚

5/5
前へ
/79ページ
次へ
外に出ると、賢が立っていた。 「よ!」 「待たせてごめんね?」 「大丈夫だよ!」 私は賢と歩き出した。 燐side―. 6時0分。 10月だからかもう暗い。 「一緒に、選んでくれて、サンキューな。」 「ううん!早く仲直りしなよ!」 「送ってくか?」 「大丈夫!塾あるし。また明日ね!報告よろしく!」 「おう!」 俺らは別々の道を歩き出した。 車が急ブレーキかけた音となにかにぶつかった鈍い音が後ろの方から聞こえた。 俺は後ろを振り替えた。 野次馬であまり見えない。 近くに寄るかと思い歩きだそうとした時、女性の悲鳴が聞こえた。 「誰かー!!!!女の子がー!!!!」 少しの隙間から見えた倒れている女の子。 ミミだった。 「ミミ!!!!!」 俺はミミの元へと走った。 _
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加