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私と賢は病院の外で燐を待った。 「燐の事、許してやってね……。」 私は、この時賢の言っている言葉の意味がわからなかった。 「燐が来たから帰ろうか。」 三人で久しぶりに帰った…―。 燐side―. 「ほんじゃまたねー!渚、また明日。」 「うん。バイバイ。」 「じゃあな。」 賢は、帰っていき二人きりとなった。 「少し話せるか?」 「…うん。いいよ。」 俺達は近くの公園に向かった。 「ハッピーバースデー。」 俺は渚に、プレゼントを渡した。 「ありがとう。」 「私も、渡したいものがあるの。」 渚からリングをもらった。 「一つは、燐の。もう一つはミミちゃんのね。」 ペアリングだった。 渚を見ると、泣いていた。 「渚好きだよ。」 _
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