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「そうか…。」 「で!なんか言いかけたけどなに?」 また泣きそうな顔をした。 俺は、そっとミミにキスをした。 「!!!!燐…―。」 「フッ。一緒に横になるか?」 「いいよ!」 ミミは俺の隣に寝転ぶ。 「燐。」 「ん?」 俺は、不意打ちなキスをされた。 「お願い。抱いて!」 ミミの真剣な顔は初めて見た。 「はあ!!!?」 「お願い。私、初めてなの。」 俺だって、実は初めて…。 でも、それなりの知識はあるけど。 何より、初めては、渚ってずっとずっと決めてた。 「私、燐に抱かれたい。」 俺は理性が飛んだ…―フリをした。 貪るようなキス。 息をする間を与えない。 少し、目を開けると苦しそうなミミ。 「本当にいいんだな。止めねーぞ?」 _
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