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燐の想いが伝わった。 辛くて、辛くて、辛くて…―。 苦しくて、苦しくて…―。 ねぇ、燐。 私どうしたらいいの? 燐は私になにをしてほしいの? 燐side―. 泣いている渚をそのままにし、俺は部屋に入った。 「あ!おかえりー。」 明らかに誰か来てた雰囲気。 「誰か来てたの?」 「え!?あー、なぎ。」 「ふーん。」 「なぎも苦しいと思うよ。燐と同じくらいね…?お前と同じくらい辛いし…?だからもうこれ以上なぎを泣かせんなよ?」 「俺だって考えてる。毎日毎日……。だけどどうしたらわかんないんだよ……。」 「燐、自分が幸せになることだけまず考えな?それから、周りの人達の事考えな。」 渚、ごめん。ごめんな。 ミミside―. 燐は、私を抱いた後すぐ帰った。 「ごめんな?」 私は寝たふりをしてた。 終始、謝ってた。 燐が苦しんでるのは、私も分かる。 _
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