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でも私もなんであんなコト言ったの?
「渚ちゃんと、重ねていいから」
燐を苦しめてるのは私だね。
燐、ごめん。
渚side―.
次の日、学校を休んだ。
燐に会うのが辛かった。
―*賢、ごめんね。今日休む。*―
―*いいよ。ゆっくり休みな?*―
「なぎ、休むの?」
「……うん。ごめん。」
お母さんも何も聞かず会社に行った。
私は布団に包まりながら、泣いていた。
突然、ドアを叩く音が聞こえた。
「渚ちゃん!開けて!」
声の主はミミちゃんだった。
「あれ!!?学校…?」
「へへー!サボり。」
「どうしたの?」
「話があるの。」
ミミちゃんの瞳が真剣だった。
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