゚*。01。*゚

3/3
前へ
/79ページ
次へ
「ほら!燐出ておいで~!挨拶しな。」 「あら。大丈夫よ、後でも…。」 ヒョコッと玄関の隙間から顔を出した。 「燐です。…よろしくです…。」 「もう。挨拶すら出来ないんだからー。」 沙紀おばさんと、お母さんは隣の部屋に行き、荷物の整理をすることになった。 私どうしよ…。 「おい。渚、一緒に遊ぶか?」 あの隙間から顔出したままだった燐に声をかけられた。 「…うん…。遊ぶ…。」 私は、燐の後に続いておばさんの家に入った。 「俺の部屋、来いよ。」 「…うん。」 私は、燐の部屋に入った。 そこから、ずっと燐の部屋にあるおもちゃで遊んでいた。 私が、燐に恋を覚えたのは、中2の時だった。 Next→ _
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加