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「燐の事よろしくね!」
ミミちゃんは笑って帰って行った。
賢にこの事をどう言おう……。
そう思っていると、賢から電話が来た。
時間は3時。
学校も終わった時間。
「はい。」
「渚、具合は大丈夫?」
「うん。寝たら良くなったよ。どうしたの?」
「声、聞きたいなーって。今から会える?」
「うん。いいよ。」
「じゃあ、迎えに行くね。」
私は決心した。
賢に言う。
燐side―.
今日は、ミミも渚も学校に来なかった。
こんな時も心配するのはミミじゃなく渚だった。
俺は、決めてた。
ミミに別れを告げる。
「燐!」
俺は賢に呼ばれた。
「どした?」
「渚、休みの理由知ってる?」
「いや……。」
「まあ、いいや。話あんだ。」
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