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俺は苓を抱いたのか?
苓はさっき昨日俺が激しかったみたいな事を言っていたが……、たっ、確かに苓は裸だし、俺も見事に何も着ていない。
ゴミ箱には……うん、抱いたみたいだな。しっかり証拠の物がある。
あぁ、何故覚えてないんだ、俺!
何度も妄想や夢で抱いていた苓を抱いたと言うのに、まるで記憶にないなんてってか、俺達、こんな関係だったのか?
「蘭兄ぃ、おはようのチュー」
俺の肩に頭を乗せて、可愛くおねだりをしてくる苓、朝から甘いぞ!
「おはよう、苓」
触れるだけのキスをして、苓の様子をうかがう。もっとって感じに唇をちょっとだけ突き出してきたから、今度は遠慮なく唇を合わせると、わずかに開いた隙間から苓の口内に侵入、思い切り苓を堪能した。
「あん、もう、朝から盛らないでってば」
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