いつかのちょっとした好奇心

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累の話しがあるには良い事がない。 前は自分にしつこく言い寄る奴を掘ってくれだったし(丁寧に断ったが)、ただ延々とエッチ中の話をされたり(たまにしゃべり倒したくなるらしい)、エロDVDを見せられたり、とにかく素晴らしく下らない話をされるのがオチなのだ。 「話しっていうより、お願い?かしら」 髪をかきあげながら、上目使いで見てくるのは、当然コイツの計算だ。 幼なじみで、全く恋愛うんぬんの対象ではないが、色気がにじみ出てそれが実にエロエロだから………、まぁ、ねぇ。 「制裁はしないし、誰かを襲うもの手伝わないぞ」 愛華以上に下半身ユルユルのような気がする。 「まさか、そんな事頼まないわよ。だって不自由してないし、今の所興味ある子は全部頂いちゃったから」 「はぁ、そうですか。それは結構な事で」
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