196人が本棚に入れています
本棚に追加
「昨日ね、可愛い子を攻めてたのね、まぁ、いつもの事なんだけどぉ、涙ながしながら、あっ、いい……もっと…なんてしがみついてくるじゃない?」
自慢かいっ!
「確かに前立腺って気持ちいいらしいのよねぇ。で、昼休み、理事長を可愛がってたら……」
………………お盛んな事で。
「昔はタチだったけど、今はすっかりネコに嵌まったって言ってたの。断然ウケの方が気持ちいいんだって」
さいですか。まぁ、向き不向きもあると思うけど。
「だからね?」
にっこりと微笑み、体を少し俺に預けるように寄せてくると、そっと腕を腰に回して、
「抱かれてみようかと思って」
「はぁ?」
「どうせならテクがある方がいいかなぁって。蘭稀なら抱き慣れてるだろうから、ね? 抱いて」
ぐっと力を込めて俺を引き寄せ、息がかかる距離まで近くと、既に欲に揺れた瞳で見つめられた。
累を抱く? 幼なじみのコイツを? いかにもウケって感じなのに、バリタチを貫いてきたのに?
頭は疑問や戸惑いが浮かんでは止めとけって叫んでいたけど、体はそんな思いとは関係なく動いてた。
まぁ、俺はがっつり欲求不満だった訳で、
で、累は美人で色気ムンムンだしって事で、
頂きまーす!と心の中で盛大に叫んだ後、優しくキスを落とすと同時にソファーに押し倒した。
.
最初のコメントを投稿しよう!