ここは…

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メフィスト「よく二千円だけで1ヶ月切り抜けられるものですね☆」 燐「だったらもうちっと値上げしろよ!」 雪男「兄さん、止めなよ…💦」 この喧嘩も日常茶飯事である為、近くにいるネイガウスも慣れてしまったようだ。 そんな時… 燐「ん?」 メフィスト「どうしました?奥村くん」 燐「いや…なんか気配が…」 その時! 【ヴゥン!】 【ドサドサッ】 燐「でぇっ!💦」 なんと燐の上に異空間が開き、二人の女が燐の上に降ってきた。 言わずもがな、柊と麻耶である。 燐「ぐぇ…💧」 結局二人の下敷きになってしまった燐。 まあ二人とも軽いのだからそんなに負担はないのだが…。 雪男「兄さん、大丈夫?💧」 燐「大丈夫だからこの二人を降ろせ…💧」 なんとか燐を引っ張り出し、二人を起こしにかかる雪男。 『ん…』 最初に目を覚ましたのは柊だった。 雪男「大丈夫ですか?」 雪男が顔を覗き込むと、柊はびっくりしたような顔になり、慌てて謝りだした。 『ほ、ほんまにすんませんでした! ウチ等のせいでお怪我ありませんでしたか?』 見事に関西弁と標準語が混じったような言い方である。 だが雪男と燐は大丈夫だと笑って首を振る。 『良かった~…。 こら麻耶!アンタさっさと起きんかい!』 ペシペシ叩くと流石の麻耶も起きたようだ。 麻耶「なんやねん柊…ウチまだ寝てたいねん…」 『アホ!謝るのが先や! ほれ、謝りぃ!』 燐「ああ…別にいいから…(笑)」 柊(さん)って…結構おっかないんだ…💧 ちょっと怖くなった奥村兄弟だった。
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