109人が本棚に入れています
本棚に追加
メフィスト「よく二千円だけで1ヶ月切り抜けられるものですね☆」
燐「だったらもうちっと値上げしろよ!」
雪男「兄さん、止めなよ…💦」
この喧嘩も日常茶飯事である為、近くにいるネイガウスも慣れてしまったようだ。
そんな時…
燐「ん?」
メフィスト「どうしました?奥村くん」
燐「いや…なんか気配が…」
その時!
【ヴゥン!】
【ドサドサッ】
燐「でぇっ!💦」
なんと燐の上に異空間が開き、二人の女が燐の上に降ってきた。
言わずもがな、柊と麻耶である。
燐「ぐぇ…💧」
結局二人の下敷きになってしまった燐。
まあ二人とも軽いのだからそんなに負担はないのだが…。
雪男「兄さん、大丈夫?💧」
燐「大丈夫だからこの二人を降ろせ…💧」
なんとか燐を引っ張り出し、二人を起こしにかかる雪男。
『ん…』
最初に目を覚ましたのは柊だった。
雪男「大丈夫ですか?」
雪男が顔を覗き込むと、柊はびっくりしたような顔になり、慌てて謝りだした。
『ほ、ほんまにすんませんでした!
ウチ等のせいでお怪我ありませんでしたか?』
見事に関西弁と標準語が混じったような言い方である。
だが雪男と燐は大丈夫だと笑って首を振る。
『良かった~…。
こら麻耶!アンタさっさと起きんかい!』
ペシペシ叩くと流石の麻耶も起きたようだ。
麻耶「なんやねん柊…ウチまだ寝てたいねん…」
『アホ!謝るのが先や!
ほれ、謝りぃ!』
燐「ああ…別にいいから…(笑)」
柊(さん)って…結構おっかないんだ…💧
ちょっと怖くなった奥村兄弟だった。
最初のコメントを投稿しよう!