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「あぁ、そうだったわね!天ヶ瀬藍ちゃん、この相談部はね、授業を受けなくていいの。」
……?
「えええええええええええっ!?」
「フフフ、でも入部には平均以上の学力が必要なの。あなたはギリギリ合格ラインだったのよ。」
……うん。
これは…喜ばしい事……なんだろうか?
授業受けなくていいってことはわかったけどその代り何かしないといけないとかだよな…?
「藍ちゃんの考えてることならわかるわ。何かしないとだめなのか。って事でしょ?
この部活はみんなの相談を聞くだけじゃなくて探偵的なこともするし、雑用もするの。そして、教師からの相談も受け付けているのよ。だから特別に授業は受けなくていいの。だけどその雑用が結構ハードだから入ってもすぐ退部しちゃうのよ。」
…そういうことか。
動くのは嫌だけど他にはいる部もないし、授業受けなくていいならむしろ利益の方が大きい。
「さぁ、この話を聞いて、まだこの部に入りたいと思ってる?」
如月先輩が笑顔で問いかけてくれる。
答えはもちろん一つだった。
「僕にできることであればお手伝いさせてください。」
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