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「可愛いげねぇ…。どうせ売り言葉に買い言葉だろ?
素直に謝ってくれば?」
俺の言葉に加山が睨む。
「偉そうに…。まぁ、お邪魔みたいだし?
謝って来るかぁ!」
加山がニヤリと笑って立ち上がる。
きっかけが欲しかったんだな…。
「別に邪魔じゃねーし。
ちゃんと仲直りして来いよ!」
「また、一緒にご飯しようね!那緒ちゃん。んじゃ、行って来る。」
そう言って、加山が去ると二人っきりになってしまった事に気付いた。
「えっと…とりあえず食っちゃおっか?」
加山のドタバタに振り回されて、中断されたままの食事を再開させた。
さて、何を話せばいいのか…。
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