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「ごめんな。」 ぽつりと呟けば、驚いた顔の糸川と目があった。 「何でもないよ。 明日も一緒にお昼食べような」 気が付けば、いつもみたいに疑問形でなく、普通に誘っていた。 糸川は、「…うん」と小さな声だったけど、ちゃんと返事をしてくれた。 嬉しくて、せっかく綺麗にした糸川の髪をまたくしゃくしゃと撫でてしまっていた。 。
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