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半分食べた所で、アイスを交換したけれど、嫌がられないか本当はめちゃくちゃ不安で、糸川が、俺が渡したアイスを食べるのを確認してから、糸川から貰ったアイスを食べ始めた。
俺が口にしたアイスを躊躇なく食べる糸川に少しドキドキして、糸川から貰ったアイスを食べる俺。
ハッキリ言って味なんて分からないほど緊張した。
意識してるのは俺だけなのかも知れないけれど、そんなそぶりを感じさせない様にした。
変に意識させて、糸川を固まらせたくなかったから。
「美味かったね。
また来ような?」
食べ終えて、糸川に笑いかければ、糸川も笑って頷いてくれた。
何かこれってデートみたいじゃね?
自己満足かも知れないけれど、凄く嬉しかった。
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