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そんな可愛い反応、反則だから…。
糸川の手を引っ張って、校舎の影に行く。
「修くん?」
伺う様に上目遣いで見上げる糸川。
「それ、狙ってやってんの?」
「えっ?狙っ…?」
はー…我慢の限界。
可愛いそぶりテンコ盛りの糸川を睨む。
「いちいち、態度が可愛い過ぎなの。
あんまり煽るとキスとかするよ!」
糸川に言えば、言った意味が分かってないのか、ぽかーんとした顔。
だからっ!
って言うか、糸川が何しても、どんな顔しても可愛く見えちゃうんだから仕方がない。
「えっ?ええっ?!」
「遅っ!」
しばらく経ってからの反応に笑えた。
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