最後の七不思議を知った者は呪われる

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家に着くと、妹とお母さんが僕を待っていました。 *(‘‘)*「おかえり、お兄ちゃん」 ('、 `川「遅かったわね。おかえり、ご飯出来てるわよ」 ( ><)「はい!着替えてきます!」 二階の自分の部屋で制服を壁に掛け、適当なTシャツを着ると急いで一階へ戻りました。お腹ペコペコなんです! ('、 `川「はい、今夜はハンバーグよ。ヘリカルが頑張ったから」 *(‘‘)*「見て!テスト満点だったの!」 たしかに丸ばかりで、名前の横には花丸があります。 (*><)「すごいんです!」 僕は昔からあまり勉強が得意ではなかったので、こういうときはちょっと嫉妬したりもします。お兄ちゃんですから。 それからお風呂に。つい寝そうだったのですぐに出て、クーラーのタイマーを設定してからベッドへ入ります。走り回ったからヘトヘトで、今すぐ寝ちゃいそうです。 ( ‐‐)「ふう……」 こうして、僕の一日は終わりました。 ( ‐<)「ん……朝、ですね」 朝、普段通り目が覚めて朝ごはんを食べるために一階へ。ついでにとトイレに入ったとき、初めて僕は気付きました。 その……ナニが、なくなっていることに。
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