南棟二階にある女子トイレの三番目の個室には、花子さんがいる

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*(‘‘)*「あ、お兄ちゃんおはよー」 (;><)「お、おはようなんです!」 内心バレるかとびくびくしながら、僕はいつもの指定の席に腰をおろしました。 ('、 `川「あらビロード、今日は珍しく早かったのね」 (;><)「今日寝坊したらマズイので早起きしたんです!」 ('、 `川「ふーん。そうなの」 ('、 `川「……ところでビロード、あなた身体一回り小さくなった?」 (;><)そビックーン! *(‘‘)*「それ私も思ったー。なんだか細くなってないー?」 どどどどどうしよう!とりあえず誤魔化さないと! (;><)「き、昨日出された課題をやってたらやつれちゃって小さくなったんですよー……」 *(‘‘)*「……」 ('、 `川「……」 (;><)「(くっ!やっぱり無理ですか……!)」 ('、 `川「ビロード……もしかしてあなた・・・」 (;><)「ひゃい!?」 ('、 `川「昨日は盛んだったの?」 ( ><)「……はっ?」 *(‘‘)*「お兄ちゃんェ……」 ('、 `川「仕方ないわ、ビロードだって男の子だものね……?でもあまり夜遅くまではダメよ?」 このとき確信しました、お母さんはバカだと。 そのままバレることなく朝食を食べ終えて、僕はいつも通り学校に向かいました。
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