序章

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こんな他愛もないやり取りを15分しているうちに校長先生の話も終わり頭髪検査も特に引っ掛かることはありませんでした。 でも…… ( ;∀;)「ビロードのやつ靴はいてなくて先生に憐れみの目で見られてたwwwww」 ( ^ω^)「憐wwwwれwwみwwwwww」 从 ゚∀从「ざまぁww」 (;*><)「そんな大声で笑わないでほしいんです!それにほら、今はこれ履いてますし!」 足をヒョイと前につきだすと、そこには来賓客用のスリッパ。でも回りから見ると完璧に浮いています。 ('A`)「おいおいそんなに笑ってやるなよ。それより面白い話を聞いたんだが」 ( ・∀・)「なんだよせっかくビロードを餌にもっと話を広げようと思ったのに」 僕が先生だったら保護者に連絡するんです…と思わず心の中で呟いてしまいました。 ('A`)「まぁそう言うなよ。なんたってそんな馬鹿な話より興味が湧くような内容なんだからな」 ( ><)「さらっとバカ呼ばわりですかそうですか」 ( ^ω^)「それで話ってなんだお?」 ('A`)「ああ。なんとな……有るらしいんだよ。この学校に」 ――七不思議が。
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