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家にいても窮屈なだけ。
母親は花音の自慢ばかりで、花音自身は平気で話しかけてくる。
別に花音が悪いわけじゃない。
きっと悪いのはわたしの方だ。
すべてはわたしが可愛くないのがいけない。
でもそれはしょうがないと思うのに。
はぁ。
今日もこんな調子で過ごさないといけないんだ。
わたしはご飯を食べ終わり鞄を持つ。
――――ガチャ。
「行ってきまーす!」
仕方がない。
今日もこのつまらない日常を過ごしてやるか。
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