おちました。

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私は、確かに本屋に向かって歩いていたはずだ、なのにここはどこだ? それに、私の格好まるで時代劇のお姫様のような格好だ。 「なにこれ?」 思わず叫んでしまった訳だが。 「姫、私におつかまりください。ここから離れますよ。」 と美形なお兄さんが私の手を首に巻かせる…。 巻かせる~! 「えっ、あの、」 とっさに、声を出すも相手は相当急いでいるらしく、そのまま外へと出た。 私は、あまりにも速かったので目をつぶり彼にしがみついた。 彼が、「姫様!」 と小さく焦った感じです呟いた声を私は聞き取ることができなかった。
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