56人が本棚に入れています
本棚に追加
そのとき奈々実は……
奈(ほんとに今度は…裏切らないかな…?人間はすぐに人を裏切る生き物…)
そのときふと、沖田と三馬鹿が話しかけて来た。
沖「奈々実さん?どうしたんですか?」
奈「いぇ、何もないです。」
藤「嘘だぁ~なんか悲しそうな顔してたよ。」
奈「えっ………?」
奈々実は信じられなかった。自分がこんな顔をしているところを人に見られるなんて。
永「何があったか知らねぇが、辛かったら何でも言えよ。」
原「おい、新八!抜け駆けはゆるさねぇぞ!!」
藤「そうだぞ!奈々実なんかあったらすぐ言えよ!!」
沖「君たち静かに出来ないの?」
みんな好き勝手にギャアギャア騒いでいる。
奈「なんで…なんでここの人達はこんなにも優しいの……」
奈々実は心の中で思っていたつもりだけど、ことばに出していた。
最初のコメントを投稿しよう!