始まりの鐘

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「リーダー待って下さいよ。その前にちょっと、遊ばせて下さいよ。」 「好きにしろ」 リーダーは、女に関しては無関心のようだ。 それに比べ 「やりーじゃあ、お兄さんと遊ぼうぜ」  そういって、女子の体を触り始めた。 クズが…俺は、許せなかった。 弱い者を無理矢理、服従させる事が。  そして、俺はイメージした。 そのクズが、腕が折れ苦しむ姿を。  「もっと 強く念じろ」頭の中から、声が聞こえた。その瞬間 「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 振り向くと、イメージしたのと全く同じ現象が起きてしまった。  そいつの、腕は反対方向に折れ曲がっていた。  その騒ぎを、聞きつけ奴等が群がってきた。 「おまえが、やったのか!」あの子が銃を向けられた。 危ない!あの銃をなんとかしないと…イメージしろ、もっとリアルに!
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