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そう思っていた。数日経つまでは……。
この日、私は1人で下校していた。
途中、駅に寄ってプレゼントを買う予定だった。
「うん、このストラップがいいかな」
私は星のストラップを2つ買った。
私はウキウキしながら彼の家に向かった。
ふと、誰かが私とすれ違った。
すぐに誰だかわかった。
私の大好きな、
「宗次郎く……」
「よう、待たせて悪かったな」
……え?
宗次郎くんは知らない女性と一緒にいた。
誰?お姉さん?いや、宗次郎くんは一人っ子のはず。
女性は高校生のようだった。
私は2人をつけることにした。
「それでよー、いつも俺の家にくるんだよ。」
「もー、早く別れてよ」
え?この人、何を言ってるの?
「宗次郎が好きなのはあたしでしょ?」
「ははは、あたりめーだろ。あんな暗い奴、さっさと別れてーよ」
……!?
…む、宗次郎…く…ん?
これは、夢なの?夢なら覚めて。
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