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「いって、誰だよてめえ」
「あ?ナンパ野郎が何ほざいてんだ」
「なんだとこの野郎ーーー」
3人いっぺんに襲い掛かってきた。
しかし、俺は簡単に3人を片付けてしまった。そして、3人は一目散に走り去った。
「あの……大丈夫ですか?」
「……あぁ、眼鏡がやられたがな」
眼鏡の弦の部分がぽっきりと折れていた。
「チッ、また数千円、飛ぶわ」
「す、すみません。私のせいで……」
「気にするな、あんたがどっかに連れて行かれるよりマシだろ?」
「あの、よかったら弁償させてもらえませんか?」
「だからいいっつーの」
「もう遅いです」
「は?……何が?」
突然、黒い外国車が女のところで止まる。そして、中から大男が現れた。
「玲お嬢様、どうなさいましたか?」
「新土居くんが私を危ないところから助けてもらいました」
「おい、なんで俺の名前を……」
「ひどいですね、新土居くん。同じクラスじゃないですか」
「言われてみるとどっかで顔をみたことあるかもな、確か……」
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