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どこからか、女の声がする。
「相野さーーん、こっちに来てお話しよーよ」
「えーー、待って、今いいところなのに……」
「……行けよ。あとで貸すからさ」
「ホント?ありがとう。えっと、名前聞いていい?」
「新土居 計だ」
「じゃあ、新土居くん、またね」
……テンション高い奴だな。
俺はまた、マンガを読もうとした……。
しかし、俺の目線はマンガではなく相野のほうだった。
なんだ?この感じ……。
教室に先公が入ってきた。若そうな男だった。
「はい、席に着けーー。担任の宇座 宣光(ウザ センコウ)だ。
これからお前たちに自己紹介をしてもらう」
……めんどくせーなー
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