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全部片付け終わると(天翔は皿洗いまで手伝わされた)あずまは二人に声をかけた。
「二人も外行かないか?レオンも大人数のが楽しいだろ。」
あずまの誘いに天翔が頭を掻く。
「でも外寒いよな・・。子どもの頃は雪降ったら喜ぶのに大人になったら雪かきとかで嫌になるんだよな。…年はとりたくねぇなぁ。」
「じいさんかお前は。」
セレが呆れたように言ってあずまに向き直る。
「少し仕事も残っていますので、それが終わり次第二人で向かいます。あずま様はどうぞお先に。」
天翔には拒否権すらないのかとあずまは内心でちょっと天翔に同情した。
「あ、あぁ。分かった。」
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