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どこか暗いモノを纏っているのだ。
だが、彼女はそうゆうのを全く見えない。
ということは‐
「ねぇ!聞こえてるの!」
さっきから彼女は話しかけていたらしい。
僕は立ち上がった。
「僕は幽霊は見えません。人違いです。」
僕は彼女にそう言って人の波をかき分けながらこの場を去った。
面白がって話しかけてきたのだろう。
僕の学校の制服では無いから他校の人だろう。
「ちょっと!待ってよ」
後ろから彼女の声が聞こえてきた。
でも、無視をして歩く。
「まだ。まだ、話が終わって無いよ!」
本当にしつこいな。
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