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「ねぇ、君に頼みがあるんだけど。良いかな?」
彼女は僕にそう言い、僕の返事を待たずに続けていった。
「ねぇ、私と一緒に、怪現象を解決しない?」
彼女はそう僕に告げた。
「ついてこないで」
僕はさっきの路地裏から出て、自分の家に向かっているところだ。
だけど、彼女がついてくる。
「さっきのどうしてもダメなの」
「ダメだ!そんな危ない事誰もしないよ」
彼女を振り切りたくてもそれが出来ない。
彼女は人や物を通り抜ける事が出来てすぐに追いつかれてしまう。
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