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そうこうしているうちにもう家についてしまった。
「ただいま」
僕はそう言って家に入った。
「お邪魔しまーす」
彼女も入って来た
「……………あがるの?」
「うん。まさか、こんなか弱き少女を寒い外に放り出そうて言うの」
幽霊だから大丈夫でしょうと思ったものの僕の良心が痛んだためあげる事にした。
「わかったよ。どうぞ」
「わぁーい!」
僕は二階の自分の部屋で着替え、下に降りた。
リビングではソファーに座って座卓の上にあるせんべいをテレビを見て笑いながら食べている彼女がいた。
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