愉快な怪盗団の脱獄大作戦!! Mei&Rei&Ruka

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 ここは強襲仕掛けて新たな情報をゲットすべきかな……。  でも、10人単位で行動してる看守を相手にするのは、その、とてつもなく怖いよ~  でも、そうしないと、今さりげなくピンチかもだし……。 「ど、どこだっけ……?」  すると、運からのプレゼントか迷子の看守が目の前に現れた。  チャ、チャンス!!  後々思えば、罠の可能性も無くはなかったけど、余裕なくしたウチは強襲を実行。  後ろから近寄って、右手と左手の手枷を繋ぐ鎖で、そいつの首をぐっとこちらに寄せるの。 「そ、そちらの情報を、開示するべきだよ!そしたら拘束を解くかも!!」  途端に、背筋に寒気が走った。強い殺気を持った誰かが近づいてるの!? 「うぎっ……。助けっ」  看守は叫ぼうとした。  ウチの攻撃に対して、というよりウチの背後からやってくる気配に対してのようかも。  新手のボス的存在の敵かも、ピンチ……。  急いで全力疾走へ移行す-- 「うるせー(うるさい)黙れ! 」  一組の男女の小声と共に、看守の助けも虚しく力一杯のゲンコツが看守とウチに落ちた。
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