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瑚太郎「うっ…!」
強烈な頭痛が走った。
頭痛と共に自分の記憶が走馬灯のように流れた。
思い出した。
俺は自分の体を書き換えることができる。
…そして、この力を使うともう二度と元の体に戻れなくなることも。
結局俺は一人で家に帰ることにした。
瑚太郎「ただいま。…って誰も居るわけないよな」
リビングの机の上には置き手紙と封筒が置いてあった。
「しばらく家には帰れない。」
相変わらず素っ気ない文章だ。
…俺の親はわざと俺の居ないときをねらって帰って来てるんじゃないだろうか。
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