記憶

4/6
前へ
/14ページ
次へ
俺が退院したときは、もう中学卒業間近だった。 ケガの影響で記憶もあいまいで友人がいたかどうかも思いだせない。 そんな中、神戸小鳥はなぜか俺に必要以上に気をつかってくれた。 そして小鳥にたいして恋心が芽生えた。 女の子にここまで親切にされたら惚れてしまうのは当然かもしれない。 小鳥に思いを告げられないまま卒業式の日がやってきた。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加