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「な、なんで!?夢!?嘘!ほら、、、撮影とか!!あれ、じゃあなんで私はここにいるんだ??ドッキリ??」
なんて路上のド真ん中で一人ごちっていれば、道行く人々は皆怪訝そうな眼差しを愛に向けた。
「おい!女!」
暫く一人で自問自答していると、男とは思えないほど美丈夫に声を掛けられる。
浅葱の羽織りに誠の旗を掲げた男は、愛の側までくると、愛の制服のリボンを乱暴に引っ張った。
「怪しい女め。この天下の往来でなにしてやがる!?」
目の前で大声を出されビクッと身震いをした愛は恐怖で声も出せないまま、そんな愛を男は連れ去った。
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