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今回はパート①
周りは草ボーボーの草原
女の子が手招きしながら叫んでる
「文也!文也!」
なんでこの女の子は俺の名前を知ってるんだ?
今までこんなことなかったのに
「文也!文也起きて!ホームルーム始まるよ!」
違った、これは寝てる俺を起こす早苗の声だ
もう起きよう
「チッ」
誰かの舌打ちの音、でも俺には聞こえなかった
「早苗おはよう」
「おはよう文也、ホームルーム始まるわよ」
「チッチッチッチッチッチッチッ」
俺の席は右側の右端から二番目の列、後ろから二個目、その右隣りが早苗
左の1番端の1番前から血走った目をこっちに向けて舌打ちを繰り返す変態と目があった
早苗はただの幼なじみ
顔は可愛いがそんな目で見たことは1度もない
だが、左斜め前の変態は俺が早苗と話すのが気に入らないらしい
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