3人が本棚に入れています
本棚に追加
その大学生はDoomをたたきおえると優は大学生に聞いた
「なんでこんなに上手なんですか?」
返ってきた答えは一言だった。
「練習かな……」
大学生がニッコリ笑い答えた。
「………。」
優は黙って太鼓に向かい伝説の祭りを選択した。
伝説の祭りは複合が詰まっている譜面である。
しかし、速度はやわらか戦車よりも遅くそもそも分業の優には複合だろうが何だろうが関係なかった。
優はなんなく伝説の祭りをクリアしやわらかのほうが難しいじゃないかと言った。
(僕……うまいな……かっこいいな……)
この頃から優はそう思うようになった。
(一回で伝説の祭りクリアしたもん……本当に神じゃん……)
その時、三日前の出来事を思い付いた。
KAGEKIYOである。(以下過激
過激は星9の底辺と言った感じの曲である。
今の腕試しにはちょうどいいと思われた。
だが………ノルマ落ちした。
というのも、過激は一種類の音符を連続打する場面が多く分業では確実に不利だった。
優は唖然としてその場に立ち尽くすしかなかった。
うなだれて家に帰ろうとすると、外はしとしと雨が降り始めた……。
「く……どうしてなんだ~~~!!」
過激攻略を狙う日々が始まる。
次の日、過激を全良した友達に聞いた
「あの曲……どうやってたたくの…?大輔君」
「なんで僕が君に教えないといけない?」
大輔と呼ばれた少年は冷たく言った。
「……なんで、そんなこと言うの……?」
優が涙をいっぱいに溜めて泣きはじめると大輔は慌ててハンカチを取り出しハンカチを渡してそっぽを向き。
「ふん………貸してあげる。言っとくけどお前となんか仲良くないから」
大輔が恥ずかしそうに言うのを見ると優は思わず声を出して笑ってしまった。
「なんだよ!!今度お前の叩き方見てやるよ!べ……別に仲良くなりたい訳じゃないんだからな!!勘違いするなよ!」
「クスクス………ありがとう大輔君……」
「もう、ようがないなら行くからな!!」
そう行って赤面した大輔が走ってどこかに行ってしまった。
第二章 分業伝説と過激の壁 完
最初のコメントを投稿しよう!