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―数年後。人間界。
とある学校の屋上で朝っぱらから大の字になって眠る女子が一人。
堂々たるサボりである。
「やっぱここにいた…こらマリ起きろ!早くしないと授業遅れるよ!」
「むぅー…あと十分だけ…」
マリと呼ばれた少女は同じくクラスメイトの女子であるカツミに叱責され小さく呻き背を向ける形で寝返りを打った。
「も~マリったら!」
「…今日は早起きしてちゃんと登校したから眠いんだもん…」
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