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自身の強い思いだけを貫いて、彼女は間違い探しを繰り返しました。
ときには同級生を、ときには罪のない者を、ときには警察官までも...。
そんなとき、彼女を止めるため一人の少年が立ち上がりました。
彼の名前は【葉月真人】、上山真希の一番のライバルであり、彼女が親以外に唯一心を許していた少年でした。
今の彼女を間違いとして、彼は命懸けで戦いました。
その時、一緒に最後を見届けた人物がもう一人...それは上山真希に慕っていた上司を殺された【垣本真弓】という女性、後に私の先輩となる警察官でした。
そして、命がけの戦いの末、彼女に間違いを認めさせ、正させることでひとつ目の事件は幕を閉じました。
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