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「そういえば、君の名前は?」
少女が少年にきいた
「俺は、神崎大樹」
「私は、西遠寺由奈」
二人の自己紹介が終わり、二人は家へと向かっていた
「大樹はこの辺にすんでるの?」
「うん、西遠寺は?」
「私は・・・この辺にだよ」
二人はゆっくり歩いて、話していた
それは とても楽しそうだった
そして、すぐ分かれ道となり二人は別れた
「またな、西遠寺!」
少年は手を振る
「またね、大樹!それから、由奈でいいよ」
少女も手を振る
これが二人の出会いだった
それから 二人はよくあの丘で遊ぶようになった
毎日とはいかないが、週5ぐらいであそんでいた
だが それは長くは続かなく、一ヶ月もしない内に少女は引っ越してしまった
お別れも言えないまま
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