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改めて王道くんの異常を思い知ったところで、門をよく観察してみるとインターホンを発見したので押してみる。
「あの、転入生の鳴海玲ですが…」
「あっ、鳴海様ですね。聞いております。今門を開けるのでお待ちください」
その言葉とともに開く門。
若干この学園のセキュリティが心配になった。
もし私が鳴海玲じゃなかった場合どうするんだろう…。
と思っているうちに門が完全に開いたので中に入る。
お母様に理事長室に向かうように言われていたので、そこへ向かうことにする。
場所は入学前に地図をみたので分かるからね。
王道ではない私は何のイベントもなく理事長室へ着く。
…なんかつまらないけどね。
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