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「な、なにぃぃ?効かないだと!なにぃぃ?」
アベールの放った雷は、確かに魔物に的中したが、魔物は嘲笑うかのように嘲笑っていた
茫然自失している俺たちに、魔物の爪が容赦なく襲いかかる
やばぃ!!
俺はアベールの前に立ち、タジン鍋でガードした
グシャァァ!!
あまりの衝撃に耐えられず、横へ吹き飛ばされ壁に激突
「うぅ」
「ウンピー!大丈夫か!?」
タ、タジン鍋が…
ぐしゃぐしゃになったタジン鍋を見て、ガクリと項垂れた
「タジン鍋がぁぁぁぁ!!!
これじゃ、野菜が美味しくならないよぉぉ!!」
魔物は、アベールを突き飛ばしこちらへ向かってくる
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