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「なんか、臭くない？」
すれ違う人達の蔑みの視線が、ウンピーに集中している
「おい…ウンピー。臭いぞ。それに、豚ちゃんパンツはどうした？なんでおまえは、服を着てないんだぁぁぁ！！！」
「なに！？あのゴリラかぁぁぁ！！
ゴリラのことなのかぁぁぁ！！！」
激怒したウンピーは、反復横飛びをしながら防具屋に突入して行った
「あいつ…10ヶ月くらい風呂入ってないな。あいつの心の中だけは読みたくない」
ため息をつきながら、ウンピーの後に続き防具屋へ
ウンピーは真剣な眼差しで、防具をジックリ舐め回すように薄目で選んでいる
頼むから、まともなのにしてくれ。
アベールの気持ちが通じたのか、ウンピーは旅人の服を購入
その後に道具屋で薬草などを手に入れた俺たちは、宿屋を目指した
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