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「死んでからそんなに経ってないな。気をつけ…」
ズザッ!
「あぐぅっ!ねすちゃん!」
肩に走る激痛
飛び散る血
鋭く尖った枝が、俺の肩を貫いていた。
「ウンピー!」
死体から目線を外し前を向くと、10㍍ほど先に極太底身長の大木。
それから俺の肩まで、枝が伸びていた
「あいつの攻撃か」
よく見ると、何本かの枝が集まり人間の手足のようなものを形成している。目とか、ついてますね。あれ魔物ですね。
ズプッ
肩から抜けた枝が、元の位置に戻っていった
魔物 ヘルゼンポンプ
Level15
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