少年

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少年は好奇心旺盛だった。 朝早くから家の窓から外へ 飛び出すと、その時の気分で 少年は小さな冒険をする。 家族や村の人達からは ただのガキんちょ扱い、 しかし少年は何にも気にすることなく ただたんに自分の道を行く。 少年の中では自分は冒険者であり 探求家であるのだ。 森、山、谷、最初は身近な所が 彼の冒険の地であった。 中には大人でも危険な場所もあった。 でも、少年はずんずんと進んで行く。 好奇心というのは そういうことなのだから。
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