オリンポスと愉快な仲間達＋α

１

それゆけ!!ハデスさん!!

ハデス｢……。｣

ゼウス｢……なんだよ兄ちゃん。｣

ハデス｢……なあ、お前知ってる？冥府って結構明るいんだよ。｣

ゼウス｢それ兄ちゃんが長い間住んでるからだろ。｣

ハデス｢だよね…お前からすると暗いよね…お前からすると寒いよね…｣

ゼウス｢…兄ちゃんなんかごめん…｣

ハデス｢あ、イチジク食べる…？今日の朝冥府で取れたんだ…｣

ゼウス｢……兄ちゃんごめん…遠慮するわ…｣

ハデス｢だよね…冥府行き決定になるもんね…｣

ゼウス｢兄ちゃんごめんなさい。騙してごめんなさい。｣

ハデス｢いいんだよ…僕はこれはこれで暮らしやすいから…
でもたまに遊びに来て…
亡者が時折意地悪するんだ…
僕はハデスでタナトスじゃない…タナトスはお向かいにいるのにね…｣

｢……本当に兄ちゃんごめん…｣

作者的ハデスさんデータ

・なんだかちょっと暗い
・やたらと冥府産イチジクをすすめる
・仕事中は強気
・冥府の門閉めるのよく忘れる
・意外にピュア
・冥府ではよくケルベロスの散歩(という名の引き摺られ)をしている。それを亡者に見られてる
・お向かいにタナトスが住んでいる
・ペルセポネー大好き
・冥府のすぐ隣は黄泉でイザナミさんとよく話してる
・地獄は鎖国状態なのでハデスさんはハラハラしている(なんかぎっしり人がいてパンクしないかどうかという問題)

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