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私の恋の相手
それはクラスでも目立たない「鈴木勇太」という子だ。
顔、成績、運動神経、全てがそこそこ
クラスで雑用係りをさせられる毎日。
そんな彼を
誰一人として見ようとしない。
それどころか
みんな彼をバカにする。
私はそんな彼を毎日
教室の隅から見ていた。
そして気付いた時
私は彼に恋していた。
私は誰でもいいから
気付いて欲しかった。
勇気を出して毎日
誰かに声をかけようとする。
でも
誰一人として、一向に私には気付かない。
そんなある日
彼が初めて私に気付いてくれたのだ。
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