遅刻魔に遭遇した。

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遅刻魔に遭遇した。

キャー! 「なにしてんだ…?」 騒がしくなった周囲と、後ろからかけられた声で 随分とここで立ち尽くしていた事に気づいた。 いつもゆとりを持って登校している俺が、いつも遅刻ギリギリ(つうか遅刻)のコイツと下駄箱で会うなんて。 「あー、はよ。高峯。」 「…おう。」 遅刻魔、もとい高峯 零(タカミネ ゼロ) 黒髪ワイルド系イケメンだ。くそ。
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